ひとみガーデン

ネリネは南ア原産の半耐寒性球根植物です。　　容器に植えフレーム等で栽培する植物です。　 小さめな鉢に水はけの良い用土、当園では赤玉土＋硬質鹿沼土等量をベースに使用しています。　マグアンプK等を少量混入し、若干浅めに植え付けます。　盛夏を過ぎた頃から植替えをし、涼風が立つ様になったら、潅水を開始します。 以後明るい日陰で乾かし過ぎぬ様、管理を続けると蕾や葉が出始めます。　以後日向に出し育てます。　 ネリネは乾燥に大変強い植物です。　水切れより多湿の方が害となります。　表土が乾いたらもう１日置いて潅水するくらいで丁度良いです。　古い栽培書によると、ネリネは痩せた土地に自生する植物なので、肥料は与えぬと在ります。　私の経験ではNには大変デリケートですが、P・Kは与えた方が良い結果と思われます。 なお、ネリネは植替えを嫌う植物です。　植替え・分球をした年は花を飛ばす事しきりです。　植替えは最小限に。 ネリネは個体差が激しく、毎年開花させる事は難しいかもしれません。 それでもあの独特なキラキラ金粉を散りばめた様な美しさは何者にも替えられません。